ハムスターの右手の甲が何かおかしい
ある日、息子が飼っているジャンガリアンハムスターの「右手がおかしくない?」と言い出しました。
よく見ると、ハムスターの右手の甲が平べったくなっていました。
普段は指にそってスラっと(?)していましたが、まっすぐひとつになっている感じだったのです。
「うーん、左の手の甲と違うけど、なにかなあ??」
と、気にはしながらもそのままにしていました。
それから1週間くらい経ってくると、右手の甲だけが腫れてぷっくりと小さく膨れてきたのです。
びっくりして、ネットで色々と検索してみましたが、詳しいことが分からないので動物病院へ連れて行こうと思いました。
ジャンガリアンハムスターを初めて動物病院へ連れて行った
インターネットで検索すると、家から行ける距離に何件か動物病院が有りましたが”犬猫専門”と書かれている所もあったので、ハムスターを診察してくれそうなところを探しました。
念のため、電話を入れてジャンガリアンハムスターで、こんな状態ですが、、と説明して「一度連れてきてください」とおっしゃって頂けた動物病院へ連れていくことにしました。
お出かけ用のキャリーケースを持っていなかったので、ケージからおもちゃを外してケージで動物病院に連れて行きました。
受付で「ハムスターちゃんの名前と生年月日を記入してください」と言われましたが、生年月日って分からなくて受付の方に生年月日は分からないんです。と伝えると、大体で良いですよ。と言われたのでお迎えした日から逆算して大体の日付を生年月日として記入しました。
受付をすますと、待合室には先にダックスフントらしきワンちゃんと飼い主さんがいました。
ハムが怖がるといけないので、一番遠い席で自分が壁になる形でケージを置き順番を待ちました。
動物病院で初めての診察
順番が来て診察室に入ると、先生がいました。
状態を伝えると、ケージの蓋を開けて診察が始まりました。
・・・噛むこと噛むこと(;’∀’)
一通り診察が終わって、先生が説明をしてくださいました。
告げられた事は、
「腫瘍です。悪性か良性かは詳しく検査をしてみないと分かりません。」
検査は何万円かかかるし、日にちもかかるとの事でした。
検査をしないと良性か悪性か分からないから、検査しましょう!と言われました。
考えていると、院長先生が来てくださって、先の若い先生から一通り話を聞いていました。
院長先生は、検査のことには触れずに、
「手術をするとしたら、手のひらだけでは無くて、腕の付け根から切ります。そうしないと、手のひらを切ったところで歩こうとして化膿したりします。」
「悪性だった場合は、放っておくと他の部位や脳に転移したりします。」
「良性でも、大きくなって自分で嚙み切ってしまう子もいます。」
色々とビックリして、言葉になりませんでした。
涙をこらえるのに、必死でした。
先生は、「よく考えて、決めてくださいね」とおっしゃってくださいました。
帰りの車の中で、涙が止まりませんでした。